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■「酔いどれ詩人になるまえに」







原題

Factotum
製作年度/国

2005年/アメリカ、ノルウェー
上映時間

1時間34分
日本公開

2007年8月18日   関西公開:2007年9月22日
配給会社

バップ、ロングライド
ジャンル

ドラマ
カラーorモノクロ

カラー
主な受賞歴
サンディエゴ映画批評家協会賞 最優秀助演女優賞(リリ・テイラー) (2006年)
コペンハーゲン国際フィルム・フェスティバル 最優秀助演女優賞(リリ・テイラー)、
最優秀監督賞 (2005年)

監督 ベント・ハーメル(「卵の番人」「キッチン・ストーリー」)

原作 チャールズ・ブコウスキー『勝手に生きろ!』(河出書房新社刊)

脚本・製作 ベント・ハーメル(「卵の番人」(脚本)「キッチン・ストーリー」)




ジム・スターク(「ミステリー・トレイン」(製作)「コールド・フィーバー」)

キャスト ヘンリー・チナスキー マット・ディロン
ジャン リリ・テイラー
ローラ マリサ・トメイ
ピエール ディディエ・フラマン
マニー フィッシャー・スティーヴンス
ジェリー エイドリアン・シェリー
グレース カレン・ヤング

公式HP http://yoidore.jp/ (日本)

ストーリー 各国でカルト的人気を誇るアメリカ人作家チャールズ・ブコウスキー。彼の作家修業時代を書いた自伝的小説の映画化。
チナスキーは言葉を愛する「自称 詩人」であるが、家はない、金はないという生活を続けていた。仕事中に酒をのみ、せっかくみつけた仕事もすぐにクビになってしまう。そんな時、バーで一人の女と出会う。名前はジャン。彼女の家に住み酒とセックスの日々を過ごすが先のことは全く見えない……しかし彼には溢れ出てくる言葉があった。毎日のようにポストに放り込む原稿。その言葉は彼にひかりを照らしてくれるのか?


K’s Point 男の美学
世界的にその名を知らしめながら主要な文学賞を受賞したこともなく、文学史で語られることもない作家ブコウスキー。だが彼のファンはそんなことなど期待していない。ある意味、そんな他人の評価で彼の価値をきめてほしくないのではないだろうか。「作品の価値を最後に決めるのは作家自身だ」と主人公チナスキーがいうように、彼の価値は一般のはかりで、はかれるものではない。光輝く道を歩いたわけでなく、アウトサイダーな世界を生きた彼だからこそ彼の「言葉」は読者の心を捉えて離さない。「男の美学」がこの映画には存在する。

K’s Point 60年代生まれの俳優たちが渋い
「クラッシュ」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、再び脚光をあびているマット・ディロン(1964年生まれ)。一時はB級映画役者に落ちた感があったが見事な復活を果たし、本作でも見事な「酔いどれ」演技を披露している。またジャンを演じたリリ・テイラー(1967年生まれ)はこの作品でコペンハーゲン国際映画祭主演女優賞を受賞。そしてカメオ的に出演しているマリサ・トメイ(1964年生まれ)も、出演は少ないもののキラリと光る存在感を発揮している。人生の酸いも甘いも経験した60年代生まれの俳優たちが織りなす世界は、とにかく渋くて大人の魅力たっぷりだ。





         
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