原題
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Sicko |
製作年度/国
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2007年/アメリカ |
上映時間
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2時間3分 |
日本公開
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2007年8月25日 |
配給会社
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ギャガ・コミュニケーションズ、博報堂DYメディアパートナ-ズ |
ジャンル
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ドキュメンタリー |
カラーorモノクロ
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カラー |
監督・脚本・製作
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マイケル・ムーア(「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」)
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| 出演 |
マイケル・ムーア
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| 公式HP |
http://sicko.gyao.jp/ (日本) |
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http://www.sicko-themovie.com/ (アメリカ)
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| ストーリー |
世界一の大国なのに、先進国で唯一、国民皆保険制度を持たない国・アメリカ。国民が民間の医療保険に加入するにも、そのハードルは高い。そして、運良く加入出来たとしても、保険適用が認められるまでには幾つもの障害が横たわる。何故、このようなことになってしまったのか? フランス、イギリスなど、他の先進国との比較を交えながら、そこに隠された衝撃の事実を徹底的に追及する。
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| K’s Point |
救える命を救わない不自由の国・アメリカ |
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医療保険は命を救うために有るのかと認識していたが、アメリカでは違うらしい。映画化に先立ち、ムーア監督がホームページ上で医療制度にまつわるトラブルを募集したところ、“被害届け”が出るわ、出るわ。その実情には驚くばかりだ。救急車が予約制だなんて聞いたことがない(病気や怪我は予測出来ないからこそ保険に入るのでは?) 難関をくぐり抜け保険に加入できたとしても、いざ必要な時になるとあれやこれやと難癖を付けられ、適切な治療が受けられないことも日常茶飯事。ニクソン大統領時代から続く悪政に、誰も楔を打ち込むことも出来ず、今日もアメリカ人たちは恐怖に晒されている。大統領選を来年に控えたこの時期に、彼らはどんな想いでこの作品を観ているのだろうか?
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| K’s Point |
太ったカウボーイ、巨大組織に立ち向かう |
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アメリカ社会が抱える問題を次々と攻撃してきたムーア監督。宿敵ブッシュ大統領辞任の日まで、その手を緩めることはない。映画はブッシュ大統領の演説VTRで幕を開ける。大統領は前作「華氏911」のように“主演男優”ではないが、またもや彼が大きく関与していることをのっけから示唆してみせた。そして、他国が成しえたことが出来ない、いや、しようともしない政界と医療業界にメスを入れていく。国民を食いものにしている医療制度といい、国連を無視したイラクへの攻撃といい、アメリカの特権階級は自分たちの私腹を肥やすためなら、平気で人命を犠牲にするようだ。ムーア監督が自らをややヒロイックに描いている部分は気になるが、彼のような人物がいなければ問題視されない闇が多いのも事実。医療制度の犠牲者を引き連れてキューバに乗り込む姿は、まさに現代のカウボーイだ。
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| K’s Point |
アメリカに右へならえの国に住む日本国民よ、“明日は我が身”と思え |
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鑑賞後、真っ先に浮かんだ感想は、“日本人で良かった”。そう、現在、私たちは国の健康保険に守られている。だが、この制度は安泰なのか? いや、私たちだって数年後、数十年後にはどうなっているか分かったものではない。すでに介護医療は民間に丸投げされているし、私たちの負担分も増加しつつある。アメリカのお手本にしてはいけない部分ばかりを取り入れたがる政治家たちが、いつか我々をアメリカ国民と同じような悪夢に陥れないとは限らないのだ。今からしっかりと目を光らせて、生活を脅かす政権にはNO!と言える国民になろう! |