原題
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May 18
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製作年度/国
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2007年/韓国 |
上映時間
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2時間1分 |
日本公開
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2008年5月10日 |
配給会社
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角川映画、CJ Entertainment |
ジャンル
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ドラマ |
カラーorモノクロ
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カラー |
| 上映劇場 |
梅田ガーデンシネマ、シネマート心斎橋、三宮シネフェニックス、京都シネマ 他 |
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http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/kousyu_518/theater.shtml
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監督
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キム・ジフン(「木浦(モッポ)は港だ」)
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| キャスト |
カン・ミヌ |
キム・サンギョン |
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カン・ジヌ |
イ・ジュンギ |
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パク・シネ |
イ・ヨウォン |
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パク・フンス |
アン・ソンギ |
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神父 |
ソン・ジェホ |
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視覚障害者の老母 |
ナ・ムニ |
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インボン |
パク・チョルミン |
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高校教師 |
ソン・ビョンホ |
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医師 |
チョン・インギ |
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中佐 |
イ・オル
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| 公式HP |
http://www.may18.jp/ (日本)
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| ストーリー |
タクシー運転手のミヌは、困っている老人がいればタダでタクシーに乗せて料金を自分で払うような、純朴で心優しい青年。早くに両親をなくした彼は、高校生の弟ジヌの親代わりでもあり、家事の一切も担って成績優秀な弟が名門ソウル大学に入学する日を心待ちにしている。天使のように心も姿も美しい看護師のシネに恋している彼は、不器用ながら押しの一手で彼女にアプローチ中だ。稲穂が緑に輝く5月、ミヌはシネとジヌとともに映画館でコメディ映画を楽しんでいた。その時、映画館の外では、悪夢の事件が起きていた。
政治には無関心だったミヌだが、親友を軍に殴り殺されたジヌがデモを率先し、負傷者の介護に追われるシネの姿を目の当たりにするうちに、やがて彼自身も市民軍の一員として立ち上がる決意をする。その決意を促したのは、ミヌがもっとも恐れていたことが現実になったからだった…。
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| K’s Point |
知っていましたか、隣の国で起こった悲劇を… |
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南北分断という大きな局面を経験した韓国。このことは、日本で公開された韓国映画で何度も描かれ、若い世代にも知る人が多い。しかし、同胞が血を流し合ったもう一つの悲劇を知る人は、どれくらいいるのだろうか? それが“光州事件”である。のどかな町を突然襲った軍事政権の弾圧。乗り込んで来た軍隊が、何の罪もない一般市民たちを暴行し、またたく間にエスカレートした彼らが、逃げ惑う人々を誰かれ構わず殺戮(と呼んで良いだろう)していくシーンに驚愕する。それは、あのナチスドイツと何が違うのか?と思えるほど卑劣極まりない。驚くのは、これがたかだか30年ほど前、1980年の出来事ということだ。活気づいていた当時の日本を思えば、すぐ近くの国でこんな悲劇が起こっていたことに愕然とする。無政府状態で、報道規制も敷かれていたとあって、それぞれに家族を持つ普通の市民たち(学生を含む)が銃を手に取り、孤独に闘いを続けるしかなかった。この時、中央政府はどうなっていたのだろうか? 諸外国の対応は? 作品を通して、様々な疑問を抱き、興味を持つことで、少しでも犠牲者の方々の弔いになればと願わずにはいられない。
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| K’s Point |
誰の人生にもストーリーがある――等しく大切な命たち |
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光州の市民たち全員が、この映画の主役だと言いたい。もちろん、軸となって描かれる主人公はいる。しかし、他の映画に比べ、登場人物が多く、しかも彼らの描き方が散漫になっておらず、一人ひとりのストーリーがきちんと見えてくる。だからこそ、如何に普通の人たちが関わらざるを得なかったのか、命を落とすことになったのかが、より強烈に伝わってくるのだ。主人公以外の命がないがしろにされる(適当にあしらわれる)映画が多い中で、命に格差なんかないんだということを、本作はきちんと根底に置いている。そういう気持ちがないと決して創ることのできない、そんな映画だ。
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| K’s Point |
高潔な指導者を演じるアン・ソンギのカリスマ |
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韓国のビッグネームたちが揃って“尊敬する俳優”として名を挙げるのが、名優アン・ソンギ。当然、演技巧者の面だけではなく、人格面も含んでの憧れだ。映画界における彼の存在は、そのままパク・フンスという役に重なる。普段は柔和な表情を湛えた小さなタクシー会社社長で、元軍人のフンスは、軍に立ち向かうため、勇敢にも自ら名乗りを挙げ、市民たちのリーダーとなる。常に冷静に物事を分析し、皆が見えていない部分を見抜き、それに基づいて戦略を練っていく。彼以上の指導者は望めないと思わせる、カリスマ性ある指導者。また、真に優れたリーダーとは、強いだけではなく、人の痛みも理解しているもの。万人が描くであろう理想のリーダー像を演じられる、現代韓国においての最高の役者、それがアン・ソンギなのだ。
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