製作年度/国
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2007年/日本 |
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上映時間
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1時間59分 |
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日本公開
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2007年8月4日 |
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配給会社
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松竹=ザナドゥー |
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ジャンル
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ホラー、時代劇 |
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カラーorモノクロ
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カラー |
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| 上映劇場 |
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監督
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中田秀夫(「リング」「仄暗い水の底から」「ザ・リング2」)
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原作
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三遊亭円朝『真景累ヶ淵』(岩波文庫刊)
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| 脚本 |
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奥寺佐渡子(「時をかける少女」(アニメ版)「しゃべれども しゃべれども」)
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| 主題歌 |
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浜崎あゆみ『fated』(エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ)
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| キャスト |
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新吉 |
尾上菊之助 |
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豊志賀 |
黒木瞳 |
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お久 |
井上真央 |
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お累 |
麻生久美子 |
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お園 |
木村多江 |
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お賤 |
瀬戸朝香 |
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その他のキャスト |
津川雅彦、榎木孝明、六平直政 |
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| 公式HP |
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http://www.kaidan-movie.jp/home.html (日本)
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| ストーリー |
美しい顔立ちと、やさしい心を持った男 ― 煙草売りの新吉。艶やかな姿と、凛とした心を持った年上の女 ― 三味線の師匠、豊志賀(とよしが)。江戸は深川の街筋で出会い、燃えるような恋におちていくふたり。だが、その出会いは偶然ではなく、親の代から続く不思議な縁でかたく結ばれていたのだった。豊志賀の愛はいつしか嫉妬を生み、新吉との諍いの中で顔に傷を負ってしまう。醜く変わり果てた姿で「このあと女房を持てば必ずやとり殺す」と書き残して死んでいく豊志賀だが、その深く激しい愛は終わらない。江戸を逃げ出した新吉と、彼に想いを寄せる女たちは、いつしか想像を絶する運命の渦に巻き込まれていく─。 |
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| K’s Point |
累ヶ淵に沈む惨劇 |
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新吉と豊志賀―その悲劇は、二人がまだ互いの存在すら知らない幼い頃に始まっていた。それは、25年前の雪深い夜のことだった。武士・深見新左衛門は、借金の取り立てに来た皆川宗悦を斬り捨て、亡骸を累ヶ淵に沈めた。やがて新左衛門は錯乱し、妻を斬殺、家はお取り潰しとなる。その時に赤子だった新左衛門の息子が新吉であり、帰らぬ父を妹と心配して待ち続けていた宗悦の娘が豊志賀だったのである。恨み、悲しみを呑み込んだ累ヶ淵。二人がそこに引き寄せられることになるのも、まさに宿命。その呪縛から逃れることは、決してできないのだ。
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| K’s Point |
美と恐怖――“怪談”に必須の表裏一体の演出 |
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日本の古典的な怪談の恐ろしさというのは、美しさの上に成り立っていると言えよう。昭和初期から繰り返し繰り返し映画に描かれてきた有名な怪談たち。そこに出て来る幽霊の浮世離れした美しさは、より背筋を凍らせる。豊志賀を演じる黒木瞳もまたしかり。生前の姿に見る大人の女性の色香、恋して娘に戻ったかのような可愛らしさが、死んでからは冷気を放つ美しさに変わる。彼女に死ぬほど愛される新吉役の尾上菊之助も、並居る女優陣(豪華!)に負けない美しさ。あの艶っぽい視線を受けて、恋に落ちない女はいないという説得力充分。美しいゆえに悲劇を招き、美しいゆえに怖い。“美しさは罪”なのである。 |