原題
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Into the Wild |
製作年度/国
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2007年/アメリカ |
上映時間
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2時間28分 |
日本公開
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2008年9月6日 関西公開:2008年9月27日 全米公開:2007年9月21日 |
配給会社
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スタイルジャム |
ジャンル
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アドベンチャー、伝記ドラマ |
| 主な受賞歴 |
・ナショナル・ボード・オブ・レビュー ブレイクスルー男優賞(エミール・ハーシュ) |
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(2007年) |
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・ゴールデン・グローブ 歌曲賞(エディ・ヴェダー『Guaranteed』) (2008年)
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カラーorモノクロ
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カラー |
監督・脚本
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ショーン・ペン(「インディアン・ランナー」「クロッシング・ガード」「プレッジ」)
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| 原作 |
ジョン・クラカワー『荒野へ』(集英社刊)
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| 撮影 |
エリック・ゴーティエ(「愛する者よ、列車に乗れ」「モーターサイクル・ダイアリーズ」)
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| キャスト |
クリストファー・マッカンドレス |
エミール・ハーシュ |
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ビリー・マッカンドレス |
マーシャ・ゲイ・ハーデン |
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ウォルト・マッカンドレス |
ウィリアム・ハート |
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カリーン・マッカンドレス |
ジェナ・マローン |
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ジャン・バレス |
キャサリン・キーナー |
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ウェイン・ウェスターバーグ |
ヴィンス・ヴォーン |
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トレイシー |
クリステン・スチュワート |
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ロン・フランツ |
ハル・ホルブルック |
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レイニー/マリン・コーディネーター |
ブライアン・ディアカー |
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ケヴィン |
ザック・ガリフィアナキス
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| 公式HP |
http://www.intothewild.jp:80/ (日本) |
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http://www.intothewild.com/ (アメリカ)
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| ストーリー |
あれは1990年夏のことだった。オールAで大学を卒業した秀才のクリスは、金銭的に恵まれた環境、輝かしいであろう未来への可能性、そして家族とのしがらみを捨て、誰にも何も告げずに旅に出る。目指すはアラスカ。その日から、自己の内面をみつめ、自然と共存し、闘う日々が始まった…。
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| K’s Point |
思考を止めてしまった若者たちへ 型にはめたがる大人たちへ |
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両親に、政治に、社会のシステムに…自分を取り巻くあらゆるものに疑問を抱いたクリスは、家族を、文明を捨てた。そして、生きとし生けるものが在るがままの姿で息づく荒野へと突き進んで行く。クリスの心を占めていたのは、失望か?救済を求める気持ちか? アラスカに縁のある小説家ジャック・ロンドンや、「ウォールデン―森の生活」で知られる自然文学者ヘンリー・ソローをこよなく愛していた彼が、胸に渦巻く想いを抱えて潜り込むのに、荒野以上の場所は考えられなかったのだろう。乗り捨てられた“不思議なバス”の中で過ごした孤独な4ヶ月と、そこに至るまでの、人生最期にして最高の人々との触れ合い。そんな対極にあるシチュエーションを交互に描く演出が、クリスの複雑な心模様を効果的に表現している。普通の人なら素通りしてしまうような物事を、深く受け止めてしまうタチの青年ではある。しかし、自分の生活に関わることに対してすら無関心な若者が増えている不安な時代だからこそ、こんな若者がいたことを知ってもらいたいと願う。
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| K’s Point |
ヤンチャだったショーン・ペン監督ゆえに成功した作品 |
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若い頃のショーン・ペンは、とにかく暴れん坊だった。前妻のマドンナと一緒のところを撮影したパパラッチにいきなり殴りかかったり、ゴシップ誌を賑わすこともしばしば。演技には定評が有り、数々の賞にノミネートされながらも、欠席することで彼独特のポリシーを示すなど、何を考えているのか分からないような俳優であった。そして、そんなところが天才肌っぽくて、ペンの魅力の一つになっていたのもまた事実だが…。その後、二度目の妻のロビン・ライト・ペンとの結婚や、弟の俳優クリス・ペンの早過ぎる死など、アウトローの人生にもいろいろなことが起こった。毛嫌いしていたアカデミー賞®も、有り難く受け取れるようになった。紆余曲折を経たペンが、かつての自分ほど感情表現が派手ではない、しかし、自分と同じように何かに対して反骨精神を持っている主人公クリスの心に、ピタリと寄り添っている。今現在のペンは、この若者を理解し、的確に表現するのに最高の脚本家であり、監督である。加えて、エミール・ハーシュという俳優を得られたのも、時機に恵まれたと言えよう。衰弱し、痩せこけたクリスになりきった肉体的アプローチで見せた根性にも、ペン監督、ご満悦だろう。その他、脇役陣も文句なく素晴らしく、特にアカデミー®助演男優賞にノミネートされたベテラン、ハル・ホルブルックには、クリスでなくとも温かい気持ちにさせられる。
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